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表3.1.4−2 有効性

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CHAP4 Airspace and Air Trafic Considerations
(マニュアル内容の概要)
・RNPの適用は、明確に表現され、適切に公布されること
・ターミナル領域飛行へのRNPの適用には、既にあるエンルートRNP空域の特性も取り入れること
・種々のRNP空域の遷移手順の開発は、注意深く行うことが必要。遷移にあたっての特定点の決定、シュミレーションによる検証等が必要。
・ATCサイドとしては、新手順の受け入れ利用のために、管制官の訓練が必要。
・ATCは、航空機の航法能力を飛行計画により受領。パイロットは、航法能力が低下した時、ATCにその旨を連絡する必要がある。
・パイロットは、器材不具合等をATCに連絡し、変更ATCクリアランスを受領すること。不可の時は、まず偶発時の手順で処置した後、早急にATCクリアランスを得るべきである。
・ATCとしては、航空機がRNP空域の維持が不能とわかった時は、セパレーション増加のための処置を講ずること。
・ATC手順の開発者、空域計画担当者は、RNP概念に精通すること。
・精確な座標システムが必要。ICAOは、WGS−84を採用。
・データベースを重要な要素としているRNP応用では、主要ポイントの座標決定等の必要事項有り
・障害物のクリアランスについては、RNP手順のベースの最小IFR高度の開発が必要。
(変更部分の概要)
・45項0bstacle Clearance RequirementにVNAVの記述が追加となった他は、内容的には大きな変更は無く、項番見直し、内容の移動、言葉の統一程度である。

 

 

 

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